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インナーブランディング動画にも効く、体験共有の力

2026/09/10

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インナーブランディング動画にも効く、体験共有の力

こんにちわ。合同会社元就・代表の毛利直史です。

今日は、現代の購買モデルの1つである「DECAX(デカックス)」について解説します。

DECAXとは、SNSや動画、口コミといったコンテンツを通じて消費者が商品・サービスを購入する際の一連の流れを説明した購買モデルです。

 

この記事の3つの要旨

・DECAXとは「発見」「関わる」「確認」「行動」「体験の共有」の5つの段階で構成される購買行動モデルです。

・従来の「知る(認知)」からではなく、「見つける(発見)」から始まる現代的なプロセスが特徴です。

・購入者の感想や体験の共有が次の人の発見を生み、このサイクルが継続的に循環していきます。

 

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この内容を音声で聴きたい方はこちらからどうぞ

 

※ぜひコメントでご意見やご感想をいただけると嬉しいです!

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DECAXとは何か

 

DECAXという概念を簡単に説明すると、「が偶然商品を見つけて気になり、それが本当かどうかを自分で調べて購入する。そして最後に使った感想を拡散し、それが次の人の発見につながるというプロセス」を表しています。DECAXという名称も、それぞれの段階を表す英単語の頭文字を取ったものです。

 

この概念は2015年に電通が提唱したもので、比較的新しいモデルでありながら、すでに体系化されて10年以上が経過しています。

 

DECAXの5つの段階

DECAXは、発見から始まり「関わる」「確認」「行動」「体験の共有」を経て、次の発見へと連鎖する循環構造を持っています。

 

 

D(Discovery:発見)

Dは「見つける」段階です。SNSや動画を流し見している中で、たまたま「この商品やサービスは何だろう」と存在を知ることが最初のポイントとなります。この「偶然の出会い」という要素が非常に重要です。

 

 

E(Engage:関わる)

Eは「好きになる・関わる」段階です。同じコンテンツを何度か目にするうちに徐々に興味が湧き、アカウントをフォローしたり投稿を保存したりする行動がこれに当たります。

 

 

C(Check:確認)

Cは「確認する・調べる」段階です。口コミ、比較サイト、レビューなどを確認し、「本当に良い商品なのか」「自分に合っているか」「信頼できるか」を客観的に判断します。

 

 

A(Action:行動)

Aは「購入・申し込む」という具体アクションの段階です。商品の購入だけでなく、会員登録や来店など、何らかの行動を起こすことを指します。

 

 

X(eXperience Share:体験の共有)

Xは「使った感想を発信する・知人に話す」といった体験の共有段階です。この投稿や情報発信が新たなユーザーの「D(発見)」を生み出し、一連の流れが巡っていきます。

 

 

ワイヤレスイヤホンで考えるDECAXの具体例

 

身近な購買行動として、ワイヤレスイヤホンの購入プロセスをDECAXに当てはめてみましょう。

 

まずは「D(発見)」です。TikTokのタイムラインに通勤時におすすめのワイヤレスイヤホンの動画が流れてきたとします。ちょうどイヤホンを探していたタイミングであれば、思わず目が留まります。

 

興味を持ったら、次は「E(関わる)」のフェーズです。関連動画をいくつか見たり商品ページを確認したりして、「デザインが良いな」「使いやすそうだな」と感じたら、投稿を保存したりアカウントをフォローしたりします。

 

続いて「C(確認)」に移ります。実際の評判を知るために比較サイトやECサイトのレビューをチェックし、性能やコスパに納得したら「A(行動)」として購入に至ります。セールや欲しいタイミングといった条件が重なることも購入の後押しになります。

 

購入後は「X(体験の共有)」です。「ノイズキャンセリング機能が想像以上に良かった」といった感想をレビュー欄や自身のSNSに投稿します。その投稿を別のユーザーが目にとめることで、新たな「D(発見)」へとつながっていくのです。

 

このように、発見した人の一部が興味を持ち、確認して購入し、体験を共有するというサイクルが持続的に回っていくのがDECAXの特徴です。

 

かつてはSNS等のプラットフォームが普及していなかったため、こうした自然な拡散の循環を作ることは容易ではありませんでした。マーケティングの歴史を見ても、AIDMAからAISAS、そしてDECAXへと時代に合わせてモデルは進化しています。現在はAIの活用が進んでいるため、今後はAI時代に即した新たな購買モデルも登場するかもしれません。

 

まとめ

 

今回は現代の購買モデルである「DECAX」について解説しました。DECAXは「発見」「関わる」「確認」「行動」「体験の共有」の5段階で成り立ち、体験の共有が新たな発見を生み出す循環型モデルです。

 

以前ご紹介したAIDMAやAISASと合わせて捉えておくことで、ターゲット層の購買心理や自社の集客設計に対する理解がより深まります。ぜひご自身の事業やマーケティング施策に活用してみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

毛利直史

 

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