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動画プロデューサーが解説する、成果を最大化するSTP分析

2026/09/08

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動画プロデューサーが解説する、成果を最大化するSTP分析

こんにちわ。合同会社元就・代表の毛利直史です。

 

今日は、成果を最大化する「STP分析」について解説します。

 

STP分析とは、誰に売るかを決め、その人に刺さる伝え方や見せ方を構築するための「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」という3つのステップからなる考え方です。

 

この記事の3つの要旨

・STP分析とは、誰に売るかを決め、その人に刺さる見せ方を考えるための思考法です。

・STP分析は、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングの3つのステップで構成されます。

・学習塾や缶コーヒーの例からも分かるように、自社の立ち位置を明確にすることで成果は大きく変わります。

 

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この内容を音声で聴きたい方はこちらからどうぞ

 

※ぜひコメントでご意見やご感想をいただけるとうれしいです!

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STP分析とは

STP分析とは、市場を分け、狙う相手を選び、立ち位置を決めるという3つの段階で構成されるフレームワークです。

 

動画制作の現場でも「ターゲットを明確にしましょう」とよくお伝えしています。誰に届けるかを決めずに「これが良い商品です」と訴求しても、誰の耳にも届かず、心にも残らない結果になってしまいます。だからこそ、順序立ててターゲットへ確実に届く構成を考える必要があります。その設計図となるのがSTPです。なお、STPは英単語の頭文字(Segmentation, Targeting, Positioning)を取ったものです。

 

セグメンテーション(分ける)

 

セグメンテーションとは、顧客を共通の属性ごとにグループ分けすることを指します。

 

例えば、年齢(10代、20代、30代など)で区切る方法があります。他にも、居住地域(都会か地方か)といった地理的要素、価格の安さを重視するかブランドを重視するかといった価値観、さらには利用頻度(毎日かたまにか)や習熟度(初心者か上級者か)などの行動パターンで区切る手法もあります。

 

ターゲティング(選ぶ)

 

ターゲティングとは、分割したグループの中から「どこを狙うか」を決める作業です。

 

決定する際のポイントは、そのグループの市場規模(人数)が十分にあるかです。また、ビジネスとして成立させるために「しっかり対価を支払ってくれそうか」という点も重要になります。さらに、必ず存在する競合他社と比較した際、自分たちが優位に立てるかどうかも、この段階で精査していきます。

 

ポジショニング(立ち位置を決める)

 

ポジショニングとは、設定したターゲット(見込み客)の頭の中に「この商品は自分にとってこういう存在だ」という独自の立ち位置を確立することです。

 

例えば、「一番安い」「一番手軽に試せる」「一番使いやすくて簡単」「一番おしゃれ」「信頼できる」といった軸が考えられます。ライバルと比べてどこが違うのかを明確にするのが、このポジショニングの段階です。

 

学習塾で考えるSTP分析

 

学習塾を例に挙げると、生徒のタイプを分け、狙う層を選び、その層に最適な立ち位置を取るプロセスがよく分かります。

 

最初の「セグメンテーション(分ける)」では、例えば高校生という大きな市場を以下の3つのグループに分けることができます。

 

グループ

内容

グループ1

部活動が忙しい高校生

グループ2

難関大学を目指す高校生

グループ3

勉強が苦手で、基礎からやり直したい高校生

 

この中からどのターゲットに絞るかを選ぶのが「ターゲティング」です。ここでは一例として「グループ1:部活が忙しい高校生」を選んだとします。

 

次に、そのターゲットに向けて独自の立ち位置を示す「ポジショニング」を行います。例えば、「短時間で効率よく点数が上がる塾」「部活と両立しながら成績を伸ばせる塾」といった立ち位置が考えられます。また、「隙間時間で完結する授業と宿題が強み」と訴求するのも効果的です。ターゲットが抱える「部活動で忙しい」という悩みを的確に捉えられているかどうかで、成果は大きく変わります。

 

もし「難関大を目指す高校生」に対して「部活生向けの短時間学習」を訴求しても、響く可能性は低いでしょう。難関大を目指す生徒は、すでに相応の勉強時間を確保していることが多いためです。訴求軸がズレていると、他の難関大特化型塾へ顧客が流れてしまいます。このように、STP分析を活用することで、自社が取るべき明確な立ち位置が見えてきます。

 

缶コーヒーで考えるSTP分析

 

身近な缶コーヒーのマーケットも、STP分析で整理できます。

 

セグメンテーションの段階では、購買層を以下のようなニーズで分類できます。

 

グループ

内容

グループ1

とにかく安く飲みたい層

グループ2

味や品質にこだわりたい層

グループ3

朝の時間がなく、手軽にカフェイン補給したい層

 

この中で「グループ3:朝に急いでいる人」をターゲティングしたとします。

 

その際、ポジショニングとして「朝の味方」という立ち位置を確立できれば、朝に缶コーヒーを欲する人の第一選択となる商品を設計できます。

 

その代表例が「ワンダ モーニングショット」です。「朝に飲むためのコーヒー」というポジションを明確に築いたことで、長年支持されるロングセラーとなりました。「朝に缶コーヒーを飲むならこれ」という強いイメージを想起させる、ポジショニング成功の好例と言えます。

 

まとめ

 

今回はSTP分析について解説しました。

 

「分けて、選んで、立ち位置を決める」というプロセス自体はシンプルに聞こえるかもしれません。しかし、こうした体系化されたフレームワークを理解して活用できるようにしておくと、日常の業務はもちろん、施策の決定や新商品の開発など、あらゆるビジネスシーンで強固な判断軸となります。ぜひご自身の事業や業務に取り入れてみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

ロゴと名前だけでも覚えていただけると幸いです。

 

毛利直史

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