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2026/11/05
ブログこんにちは。合同会社元就・代表の毛利直史です。
今日は、提案書を書く前に必ず整理しておきたい「思考の準備」についてお話しします。
この記事の3つのポイント
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※ぜひコメントでご意見やご感想をいただけると嬉しいです!
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先日、少し珍しいご相談をいただきました。クライアント(発注者)からではなく、CMの監督さんからの相談です。そのやり取りの中で聞かれたことに対し、僕がどう答えたのかを共有したいと思います。
その監督さんのお知り合いに、製造業を営む工場の社長さんがいらっしゃるそうです。「その社長さんに向けて採用動画を提案したい」というのが発端でした。動画自体の制作やディレクションは監督ご自身が担当されるため、僕には全体の進行管理やプロデュース面で力を貸してほしい、というご相談でした。
何が珍しいかというと、僕に企画そのものを依頼してきたわけではない点です。本来、直接クライアントへ企画書を持ち込んで提案するのは、プランナーやプロデューサーの役割であることが一般的です。今回は直の知り合いというご縁もあり、クリエイターである監督ご自身が直接提案したいとのことでした。
その際、「提案書には何が必要ですか?」と聞かれました。もちろん、見積書やスケジュール表は欠かせません。しかし、それ以上に「相手に何を伝えるべきか」について助言を求められたため、僕が普段大切にしている考え方をお伝えしました。
企画書や提案書を作成する際、僕が真っ先に整理するのが「目的」です。つまり、「何のためにこの動画を作るのか」を徹底的に言語化します。
今回のケースで言えば「採用動画」でした。ひとくちに採用動画と言っても、目的によって方向性は大きく分かれます。
このどちらを狙うかだけでも、動画のトーンや設計は正反対になります。まずはこの根本的な目的を定めます。
目的が定まったら、次に「誰に向けて届けるのか(ターゲット)」を絞り込みます。
新卒向けなのか、中途採用向けなのか。中途採用であれば、どういった職種を求めているのかによって、伝えるべきメッセージも構成も変わります。 例えばエンジニアを採用したいのであれば、実際に現場で活躍しているエンジニアのインタビューを届けるのが最も効果的です。ここがブレて営業職の社員ばかりを映してしまうと、ターゲットであるエンジニア志望者は自分が働くイメージを持てなくなってしまいます。
そしてターゲットが決まったら、必ず「ゴール(数値目標)」を設定します。
このように、数字で示せる「定量的ゴール」をあらかじめ共有しておくことが重要です。動画制作の経験がない経営者の方であっても、「この数字が達成できる見込みがあるなら、動画に投資してみよう」と決断しやすくなります。
ここまで土台が固まって初めて、適切な予算感や制作スケジュールが自然と見えてきます。
最後に整理すべきは、「なぜ他の手段ではなく動画なのか」という必然性です。
世の中の課題解決において、必ずしも動画がベストな選択肢とは限りません。採用サイトの改修や求人原稿の見直しだけで済むケースもあります。しかし今回は動画のプロである監督からの提案ですから、ご自身の強みを活かす提案であることは間違いありません。だからこそ、「動画だからこそ解決できること」を論理的に整理して伝える必要があります。
提案とは、ただ面白い企画書を作ることではありません。
この基本がしっかり言語化されていれば、受け手側も内容をすんなり理解でき、「その道筋ならやってみたい」と納得していただけます。ユニークな企画や演出を考える前に、まずは相手企業が「やるべき理由」を整えてあげること。これが提案を通すための最大のポイントです。
今回は、提案書を書く前に整えておきたい思考の準備についてお話ししました。
面白い演出やアイデアを持っていく前に、クライアントが「やる動機と理由」を丁寧に整理してあげること。これが提案を成功に導くための近道です。
皆さんは誰かに提案やプレゼンをするとき、どんな準備を意識されているでしょうか。よろしければ、ぜひコメント欄で教えてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 よろしければ、名前だけでも覚えていただけたら幸いです。
毛利直史
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