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2026/10/13
ブログこんにちわ。合同会社元就・代表の毛利直史です。
今日は、マーケティングの基本である「4P」と「4C」について解説します。
この言葉を聞くと、大学生の頃を思い出して懐かしい気持ちになります。大学3年になって専攻を決めた際、一番最初に習ったのが4Pでした。その懐かしさを感じつつ、僕自身も学び直しをするつもりで改めてご紹介していきます。
・4Pは企業側の打ち手を整理するフレームワークで、4Cはそれを「買い手(顧客)の立場」からひっくり返したものです。
・4Pだけで戦略を組むと自社都合の発想になりがちなため、4Cとセットで使うことに大きな意味があります。
・スターバックスは、4P(企業視点)と4C(顧客視点)を常にセットで設計している代表的な成功例です。
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この内容を音声で聴きたい方はこちらからどうぞ
※ぜひコメントでご意見やご感想をいただけると嬉しいです!
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まずは「4P」からです。このPは、アルファベットの頭文字を取っています。
4Pは「企業側の打ち手」を整理するフレームワークです。
一方の「4C」は、企業側のPに対してカスタマー(顧客)側、つまり買い手の立場からひっくり返して見たものです。
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企業側の視点(4P) |
買い手側の視点(4C) |
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プロダクト(製品) |
カスタマーバリュー(顧客価値) |
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プライス(価格) |
コスト(顧客が負担する費用) |
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プレイス(流通) |
コンビニエンス(利便性) |
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プロモーション(販売促進) |
コミュニケーション(対話) |
例えば、企業が「価格(プライス)」と考えているものを、お客様側は「自分が払うコストに見合う価値があるかどうか」という目で見ています。この視点の転換こそが、今回の大きなポイントです。
もともとは4Pが先行して生まれたフレームワークでした。ただ、4Pだけで戦略を組んでしまうと、どうしても「自社がやりたいこと」を起点にした発想になりがちです。
3C分析の時もそうですし、僕が普段の動画マーケティングで「まずターゲットを決めましょう」とお伝えしているのも全く同じ理由です。まず最初にお金を払うお客様がいて、市場があります。その顧客がどう感じているかを4Cで同時に検証しないと、4Pだけでは一人よがりの施策になってしまいます。
そうなると「いい商品なのに売れない」「いい動画なのに見てもらえない」という状況に陥りやすくなります。だからこそ、4Pと4Cは必ずセットで使うことに意味があると僕は考えています。
今回も、スターバックスを例に4Pと4Cの具体的な組み立てを見ていきましょう。
スターバックスの「プロダクト」は、単なるコーヒーだけではありません。空間や「サードプレイス(第3の居場所)」というコンセプトに紐づくものすべて——快適なWi-Fi環境や丁寧な接客も含め、あらゆる要素が「体験」という商品になっています。
一方で「カスタマーバリュー(顧客価値)」の視点で見ると、コーヒーの先にある体験そのものが価値となります。スターバックスが提供しているのは「自宅でも職場でもない、自分だけの居場所で過ごせる心地よい時間」であり、お客様はその空間や時間に納得してお金を払っています。
飲み物そのものの価値を超えた設計を徹底している点こそが、このプロダクトでありカスタマーバリューです。
スターバックスのコーヒーは、正直なところ決して安くはありません。しかし、なぜか納得感があります。
支払う金銭的コストは少し高く感じても、それを上回るだけの価値があり、「この居心地のよさに対する対価なら妥当だ」とお客様側が受け止めているからです。
ここはマーケティングにおいて非常に重要なポイントです。企業が価格を設定する際、原価や利益率から計算するだけでなく、「お客様が何に対してお金を支払っていると感じているか」をセットで考える必要があります。スターバックスは、このバランス感覚が非常に長けている事例です。
出店計画において、スターバックスは駅前やオフィス街などの好立地に集中して出店(ドミナント出店)しています。
人々の日常の動線に自然と入り込む設計になっているため、お客様からすると「ふらっと立ち寄れる」という利便性(コンビニエンス)が、そのまま大きな価値になっています。
スターバックスは、テレビCMなどの大規模な広告をあまり打たないことで知られています。その代わり、店頭でのスタッフとお客さまとの会話や、SNSでの新作情報の発信をとても大切にしています。
これは単なる一方的なプロモーションというより、双方向の「コミュニケーション」です。情報を一方的に伝えるのではなく、お客様とのつながりを作ることで、ブランドへの信頼と愛着(エンゲージメント)を育んでいることが分かります。
ここまでご覧いただき、スターバックスは4P(企業視点)だけでなく、4C(顧客視点)を常にセットで設計していることがお分かりいただけたかと思います。
スターバックスは非常に大きな企業なので、「自分とは関係のない、かけ離れた話だ」と思われるかもしれません。ですが、決してそんなことはありません。ご自身のビジネスや動画活用でも、すぐに活かせる考え方です。
4Pと4Cの両面から現状を分析することで、今よりも質の高いサービスや商品、そして届く動画が提供できるようになります。商品の先にある「本当の価値」を提示できれば、今よりもっとお客様に喜んでもらえるはずです。
今後の事業運営やマーケティング施策にもダイレクトに響く考え方ですので、ぜひこの機会にご自身のビジネスで4Pと4Cを深掘りしてみてください。
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
良かったらロゴと名前だけでも覚えて帰ってください。
毛利直史
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