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栃木の動画プランナーが語る、現場でずれが起きる本当の理由

2026/05/14

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栃木の動画プランナーが語る、現場でずれが起きる本当の理由

こんにちわ。合同会社元就・代表の毛利直史です。

 

今回は、動画制作の現場で見えてきた、プロジェクトの成否を分けるポイントを掘り下げます。

 

この記事の3つの要旨

  • プロジェクト開始前に「目的・前提条件・背景」の3点を丁寧にすり合わせることが成功の土台になります
  • 進行中は「こまめな状況共有」「問題の早期相談」「選択肢の提示」の3点がスムーズな進行を生み出します
  • プロジェクト全体を通じて、ホスピタリティ=相手への思いやりが最も重要な要素です


うまくいくプロジェクトとは

 

うまくいくプロジェクトとは、クライアントと制作側が目的・前提・背景を事前に共有し、進行中も密なコミュニケーションを維持できているプロジェクトのことです。

 

動画制作に長年携わってきた僕の経験から、プロジェクトの成否を分ける要素はある程度洗い出せます。

 

もちろん、すべてのプロジェクトがうまくいくわけではありません。ただ、うまくいくプロジェクトとうまくいかないプロジェクトには、明確な違いがあります。

 

今回はその違いを、「事前の認識合わせ」と「進行中の動き方」という2つの観点から整理しました。

 

 

===

 この内容を音声で聴きたい方はこちらからどうぞ

 

 

 ※ぜひコメントでご意見やご感想をいただけるとうれしいです!

 ===

 

 

事前の認識合わせが土台をつくる

 

プロジェクト開始前に認識を合わせておくことが、成功への最初の一歩です。合わせるべき項目は「目的とゴール」「前提条件」「過去の経緯」の3つです。

 

クライアントと制作側でしっかり認識を合わせておくべき項目は、以下の3点です。

 

  1. 目的とゴールの明確化
  2. 前提条件のすり合わせ
  3. 過去の経緯や背景の理解

1. 目的とゴールの明確化

 

誰に向けて何を届けるかを言語化し、双方で共有しておくことがスタート地点です。

 

これはプロジェクトに限らず、人と何かを一緒に進める際には必ず必要になります。言葉にして共有しておかないと、気づかないうちに方向がずれてしまいます。

 

動画制作においても「誰に届けるか」「何を伝えるか」を最初に明確にしておくことが、その後の判断基準になります。

 

 

2. 前提条件のすり合わせ

 

予算・使用媒体・撮影場所・スケジュールなど、プロジェクトの前提となる条件を事前に丁寧に確認しておくことが重要です。

 

実際に「蓋を開けたら沖縄での撮影だった」というケースもありました。基本的な条件こそ、当然と思わずに言葉にして確認することが大切です。

 

難しい条件が出てきた場合は、こちらからも早めに伝えることがお互いのためになります。

 

確認項目

具体例

予算

制作費の上限・内訳

使用媒体

SNS・自社サイト・展示会など

撮影場所

指定場所の有無・制限事項

スケジュール

撮影日・納品日・社内確認期間

担当者の状況

休日・連絡がつく曜日や時間帯

 

担当者の休日や連絡がつく時間帯まで把握しておくと、進行中に「今日は休みだから連絡がつかない」という状況を防ぐことができます。

 

 

3. 過去の経緯や背景の理解

 

動画施策が動き出す背景には、必ず何らかの課題や状況の変化があります。その経緯を双方で共有しておくことで、プロジェクト全体の方向性が明確になります。

 

「最近お客様が来なくなった」「資料のダウンロード数が落ちた」「採用応募が減った」など、施策の背景はさまざまです。

 

その背景を理解した上でヒアリングを行うことで、提案する施策の精度が高まります。背景のヒアリングがずれると施策そのものがずれてしまうため、制作側として特に意識すべき点です。

 

 

進行中のコミュニケーションが成否を分ける

 

プロジェクト進行中は「こまめな状況共有」「問題の早期相談」「選択肢の提示」の3つが、スムーズな進行を生み出します。

 

事前の認識合わせと同様に、進行中の動き方もプロジェクトの質に大きく影響します。

 

こまめな状況共有

 

「◯月◯日までに提出します」「撮影場所の候補が◯件に絞れました」といった情報を、制作側からも丁寧に共有することが大切です。

 

クライアント側からも「社内確認は◯部門まで取れています」「製品が◯月◯日までに入手できます」といった情報をもらえると、双方が安心してプロジェクトを進められます。

 

お互いが状況を確認し合う習慣が、信頼関係を築きます。

 

問題の早期相談

 

言いにくいことほど早く伝えることが、問題を解決できる確率を上げます。

 

新卒の頃、僕は先輩から「言ってくれれば怒らないから、とにかく早く言ってくれ」と言われたことがありました。その意味は、早く伝えれば伝えるほど対処できる選択肢が増えるということです。

 

この考え方は今も変わりません。一緒に仕事をする方には、僕は「言いにくいことがあったら早めに言ってください」と伝えています。心理的安全性を確保することは、プロジェクト進行においても人間関係においても大切なことです。

 

 

選択肢の提示

 

「どうしますか?」と相手に丸投げするのではなく、「AとBどちらがいいですか?」と選択肢を示すことで、意思決定がスムーズになります。

 

動画編集では「当初の方針通りに作ったAパターン」と「監督がよりよいと判断したBパターン」を並べて提示することがあります。それぞれの特徴を添えて提示することで、クライアントが決定しやすくなります。

 

形が見えないものは可視化して提示する。この小さな配慮の積み重ねが、良いプロジェクトにつながります。

 

プロジェクトを動かすのはホスピタリティ

 

うまくいくプロジェクトの根底にあるのは、どれだけ相手のことを考えてコミュニケーションが取れるか、というホスピタリティです。

 

制作側として気をつけることはもちろんですが、クライアント側も一緒に走り抜けるという姿勢を持っていただくことで、プロジェクトはより良い形になります。

 

合同会社元就の企業理念は「ともに悩み、ともに生み出す」です。その言葉通り、伴走していくことをこれからも大切にしていきます。

 

 というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。良かったらロゴと名前だけでも覚えて帰ってください。

 

毛利直史

 

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