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企業動画戦略は、アイデアから考えると失敗する

2026/07/28

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企業動画戦略は、アイデアから考えると失敗する

こんにちわ。合同会社元就・代表の毛利直史です。

 

今回は、ビジネス動画の企画を「アイデア」から考えてはいけない理由についてお話しします。

 

 この記事の3つの要旨

  • ビジネス動画の企画は、アイデアではなく「ターゲット」と「目的」から逆算して組み立てる。
  • アイデア先行で企画を立てると、達成したい目的とのズレが生まれやすくなる。
  • 面白いアイデアが浮かんだ場合も、一度「目的」と「ターゲット」に立ち返ってから採用の可否を検討する。

 

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この内容を音声で聴きたい方はこちらからどうぞ

※ぜひコメントでご意見やご感想をいただけるとうれしいです!

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ビジネス動画の企画とは

 

ビジネス動画の企画とは、単に「どんな動画にするか」という見せ方のアイデアを練る工程ではありません。「誰に、どう思ってもらいたいか」というターゲットの選定と、目的・ゴールの設定から逆算して内容を組み立てる作業のことです。

 

動画を作ろうとするとき、多くの人は最初に「どんな演出にしようか」「こんな見せ方をしたら面白いのではないか」というアイデアから考え始めてしまいます。個人の趣味やSNSでの発信であればそれでも問題ありません。

 

しかし、売上アップや採用の母集団形成など、成果を求める「ビジネス動画」の場合は、アイデアではなく必ず「企画(目的・ターゲットの設定)」から入る必要があります。具体的な演出を決める手前にある、「この動画で誰の心を動かしたいのか」という原点から逆算することが重要です。

 

 

アイデア先行で企画を立てると起きる問題

 

アイデア先行で企画を進めてしまうと、最終的に「達成したい目的」と大きくズレた動画になりやすくなります。

 

「面白そうだから」という理由だけで進めた企画は、制作の途中で「そもそもこの動画は何のために作っているんだっけ?」と目的を見失いがちです。目的が曖昧な動画は、視聴者を楽しませることはできても、ビジネスの成果にはつながりません。成果を出す動画を作るためには、何よりもまず「目的」を先に定義する必要があります。

 

 

結婚式のビデオに例えた企画の考え方

 

動画の作り方は、テーマが同じであっても「見せる相手(ターゲット)」によって大きく変わります。

 

例えば、友人の結婚式のビデオをあなたが制作することになったとしましょう。2人を喜ばせるために、『情熱大陸』のようなドキュメンタリー調の映像を作りたいと考えたとします。

 

このとき、動画を見せる相手が「新郎新婦本人」なのか、それとも「披露宴の参列者」なのかによって、最適なアプローチは異なります。

 

 

見せる相手

適した作り方・アプローチ

新郎新婦本人

2人の写真やエピソードをふんだんに使い、それぞれを主役としてフィーチャーする作り。

会場の参列者

新郎新婦が結婚式の準備(打ち合わせや会場見学)で奮闘している様子に密着した作り。

 

会場の参列者に向けて上映する場合、2人が結婚式に向けて準備してきたストーリー(裏側)に密着した方が、ゲスト全員が感情移入しやすく、楽しめる内容になります。

 

「この動画を誰に見せるのか」「何のために上映するのか」を一歩踏み込んで考えてから、「情熱大陸風の演出が有効か」を検討する。この順番を徹底することが、目的とのズレを防ぐ鍵となります。

 

 

目的から逆算する動画企画の手順

 

ビジネス動画の企画も、結婚式のビデオと同様に「解決したい課題」を起点に、以下のような手順で逆算して組み立てていきます。

 

  1. 自社が抱えている課題を明確にする(例:認知不足、採用の応募者不足など)
  2. 課題解決のために打つべき施策を整理する
  3. その施策の「目的」を明確にする
  4. 目的を達成する手段として「動画」が最適かを検討する
  5. 目的とターゲットを踏まえて、動画の企画・構成を決定する

 

例えば、自社商品をアピールしたい場面で、イメージ重視の『情熱大陸』風ドキュメンタリーを採用しても、商品の具体的な魅力は伝わりにくいでしょう。この場合は、商品の機能やメリットが直感的に伝わる「アニメーションを活用した紹介動画」の方が目的に合致します。

 

一方で、「採用で応募者が集まらない」「入社前後のギャップによる早期離職が課題」という場合は、実際の社員の1日に密着するドキュメンタリー企画にすることで、課題解決と動画内容のズレをなくすことができます。

 

 

アイデア先行でも企画とズレさせない方法

 

もし、ゲームやネットミームのパロディなど「面白いアイデア」が先に浮かんでしまった場合は、そのアイデアを一度横に置き、改めて目的とターゲットに立ち返ってから採用の可否を検討するのをおすすめします。

 

思いついたアイデアは頭の片隅に留めつつ、別枠で「目的・ターゲット・ゴール」を整理してください。その上で、「このアイデアは目的達成の手段として本当に有効か?」を冷静に評価します。

 

たとえネットミームがそのまま使えなくても、「視聴者の興味を惹きつける」という役割を別の形で代用できるケースもあります。アイデアが先行したときこそ、一度「目的・ターゲット・ゴール」という原点に立ち返る意識が大切です。

 

 

まとめ

 

ビジネス動画の企画は、アイデアからではなく、「ターゲット」と「目的・ゴール」の設定から逆算して組み立てるものです。

 

結婚式のビデオの例のように、届ける相手によって最適な作り方は変わります。自社の課題を起点に、施策・目的・ターゲットを丁寧に整理してから動画の企画に落とし込むことで、確実に成果につながる動画を作ることができます。

 

というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

良かったらロゴと名前だけでも覚えて帰ってください。

 

毛利直史

 

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