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いいインタビュー動画が撮れる現場、何が違う?

2026/04/24

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いいインタビュー動画が撮れる現場、何が違う?

こんにちわ。合同会社元就・代表の毛利直史です。

 

この記事の3つの要旨

 

  • インタビュー動画の最大の強みは「リアルさ」であり、カンペの棒読みはその価値を損ないます
  • 撮影前に質問を共有し、一問一答・何度でも取り直せる環境を整えることが良い動画への近道です
  • 最後にもう1度、自己紹介を撮り直す「ウォームアップ活用法」で、印象がぐっと明るくなります

 

インタビュー動画とは、出演者のリアルな言葉を通じて、採用・営業・代表メッセージなど幅広い目的に活用できる、シンプルかつ効果的な動画コンテンツのことです。

 

お客様の声、社員の声、代表メッセージ——表現の形はさまざまでも、共通して「人の言葉」が主役になります。

 

今回は、インタビュー動画をより良くするための現場目線のポイントをお伝えします。

 

=== 

この内容を音声で聴きたい方はこちらからどうぞ

 

 

 ※ぜひコメントでご意見やご感想をいただけるとうれしいです!

 ===

 

インタビュー動画が「万能コンテンツ」である理由

 

インタビュー動画は、採用・営業・ブランディングのいずれにも転用できる、費用対効果の高い動画ジャンルです。

 

制作の手間が比較的少なく、それでいて視聴者への訴求力が高い。これがインタビュー動画の大きな特徴です。

 

活用シーン別に整理すると、以下のとおりです。

 

 

活用シーン

登場人物

主な目的

採用動画

社員

職場のリアルを伝える

営業・販促

顧客

第三者の声で信頼を得る

ブランディング

代表者

理念・想いを届ける

 

こうした汎用性の高さが、インタビュー動画が「まず試してみるべきコンテンツ」である理由です。

 

 

リアルさが最重要

 

 

インタビュー動画において最も重要なのは、出演者自身の言葉で語られるリアルさです。演じた言葉ではなく、本人が思っていることが視聴者に届くかどうかが、動画の価値を左右します。

 

よくある失敗のひとつが、企画者が用意した原稿(カンペ)をそのまま読み上げさせるパターンです。

 

カンペを読んでいると、本人の言葉ではなくなってしまいます。たとえば「この会社が好きなんです」と思っていても、「こちらの会社で働いていて、本当によかったと思っています」という棒読みになります——これはインタビュー動画が本来持っている「リアルさ」を失う、もったいない状態です。

 

インタビュー動画の価値の核心は、その人が思っていることを、自分の声で届けることにあります。

 

 

事前の質問共有

 

 

撮影前に質問を出演者へ共有しておくことで、本番では本人が自分の言葉で答えられる状態を作れます。

 

具体的には、撮影当日までに「こんなことを聞きます」と質問を伝えておきます。出演者は本番までに自分なりに考えてきます。その「考えてきたこと」を、本番でそのまま話してもらうのが最も自然な形です。

 

ただし、出演者が自分で書いてきたメモを読み始めると、やはり棒読みになることがあります。

 

その場合、僕がよく使う方法は、撮影中にカンペをいったん手放してもらうことです。少し酷に聞こえるかもしれませんが、動画には編集という強力な味方があります。

 

 

編集でカバーできる

 

 

インタビュー動画は編集によって、一問一答の撮影素材をつなぎ合わせて完成します。話す内容の間にはインサート映像が入るため、途切れや言い直しは視聴者にはわかりません。

 

完成した動画の中で話しているのは、答える人だけです。インタビュアーの声は編集でカットされます。話している場面には、働いている風景や日常のシーンといった「インサート映像」が重なります。

 

つまり、どれだけ撮り直しをしても、視聴者にはわからないのです。

 

出演者が不安に思っているのは「うまく話せるかどうか」がほとんどです。「何回でも撮り直せますよ」「間違えても全然大丈夫ですよ」と伝えるだけで、表情が和らぎ、自分の言葉で話せるようになります。

 

 

結論ファーストの答え方

 

 

「まず結論を言ってください」と伝えるだけで、出演者は自然と15〜20秒の簡潔な回答ができるようになります。

 

「20秒で答えてください」と言っても、時間の感覚は掴みにくいものです。そこで僕は次のように伝えます。

  1. 「まず結論を言ってください」
  2. 「その理由を1つか2つだけを言えば、15〜20秒になります」
  3. 「それくらいの長さで答えてもらえれば十分です」

 

これだけで、出演者は答えの構成を自然と整理できます。長く話そうとするプレッシャーも消え、シンプルで伝わりやすい回答になります。

 

 

最後に自己紹介を撮り直す

 

 

全ての質問が終わった後にもう1度、自己紹介を撮り直す。これだけで、動画全体の印象がぐっと明るくなります。

 

撮影の最初は、誰でも緊張しています。所属部署と名前を言う自己紹介のシーンは、特にガチガチになりがちです。

 

しかし全ての質問を終えた後は、出演者の体も心も温まっています。その状態で自己紹介を撮り直すと、表情も声も自然とほぐれています。

 

編集では、この「最後に撮った自己紹介」を冒頭に配置します。視聴者からは、最初から明るく自然な印象の人物として映ります。

 

 

カンペが必要なときの対処法

 

 

どうしてもカンペが必要な場合は、プロンプター機器の活用が有効です。カメラのレンズ前に文字を流す装置で、目線をカメラに向けたまま原稿を読めます。

 

カンペを完全に禁止する必要はありません。出演者の状況や慣れ具合によって、柔軟に対応することが大切です。

 

撮影を外注している場合は、プロンプターを用意してもらえるケースもあります。 事前に相談してみてください。

 

 

まとめ:インタビュー動画は「リアルさ」が命

 

 

インタビュー動画を成功させるためのポイントを整理します。

 

  1. カンペの棒読みは避ける(本人の言葉が失われるため)
  2. 撮影前に質問を共有する(本番で自分の言葉が出やすくなる)
  3. 「何回でも撮り直せる」と伝える(緊張を和らげ、自然な発言を引き出す)
  4. 「まず結論から」と答え方を教える(15〜20秒の簡潔な回答になる)
  5. 最後にもう1度、自己紹介を撮る(慣れた状態の自然な表情が撮れる)

 

インタビュー動画は、取り組みやすく、効果も出やすい動画ジャンルです。ぜひこのポイントを参考に、まず1本撮ってみてください。

 

というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

良かったらロゴと名前だけでも覚えて帰ってください。

 

毛利直史

 

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