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2025/03/24
ブログこんにちわ。合同会社元就・代表の毛利直史です。
つい先日、カメラをレンズごと地面に落としてしまいました。
とある撮影で自前のカメラを持ち出した時のことです。
撮影終了後、その日はバタバタしていたので急ぎ目で現場を出なければならず、
いつもならカメラボディやレンズをちゃんとひとつずつバラバラにしてケースに入れて保管するところを、
望遠レンズをカメラのボディにつけたままカメラバッグに詰め込んだのち、
ハイエースのトランクに入った荷物の上にチャック半開きのままドサっと置きました。
そして家に到着し、ハイエースのトランクを開いた瞬間。
荷物の上からカメラバッグが勢いよくコンクリートの地面に滑り落ち、
ガシャーンと、聞いたこともない大きな音が鳴りました。
そのときは夜だったので周りが暗くて最初はなにが落ちたのかよくわからなかったのですが、
近づいてカメラボディよく見てみると、望遠レンズのマウント部分がカメラにくっついた状態で、そこから先がありません。
そばには、根本の折れた望遠レンズが落ちていました。
あまり言い慣れないし、聞いたこともない言葉ですが、それ以外の言い方が分からない。
とにかく、望遠レンズが根本から折れていました。
それに気が付いたとたん、すぐに金額のことが頭をよぎり、気が抜けたことも相まってその日一番の疲れが襲ってきました。
中古なのに11万円もしたレンズです(定価だと20万くらい)。凹まないわけがありません。
妻に事情を説明すると「ひとりになっておいで」と言われました。
それから部屋でひとりうつむき、落ち込むこと1時間。
ふと、「そういえば撮影データ無事だっけ」と、なによりも大切な撮影データの確認をしていないことに気が付きます。
そこで慌ててカメラの電源を付けてみると、、、
運よく撮影データはまったくの無傷で、すべて残っていました。
その瞬間、ハッとしました。
レンズのことで落ち込むよりも、データが消えていなかったことを喜ぶべきなのではないか、と。
カメラの破損はお金でなんとでも解決できますが、収録したデータはいくらお金を詰んでも戻っては来ません。
業界に入ったときから、収録したテープやデータを一番大事に扱え、と、耳にタコができるくらい言われ続けてきました。
動画を生業としている以上、当たり前のことです。
でもやっぱり、慣れというのは怖いもので、そんな当たり前がいつしか目先の忙しさの中に埋もれてしまっていることにハッと気が付かされました。
今回のレンズ破損は、そんな自分の動画に対してのおごりみたいなものが、姿勢に現れた結果なのだと思います。
そう思うと、自分に対しての怒りだけがこみ上げてきます。
いや、普通にレンズ外せよ。チャック閉めろよ。滑りそうなものの上に置くなよ。
トランクそっと開けろよ。なんで荷物が落ちてこない前提でトランク全開にすんだよ。
レンズ壊れて落ち込んでんじゃないよ。まずはデータ消えてなかったことに喜べよ。
動画なめんなよ。
言い出したらキリがないのですが、もう自分に対していろいろな文句があふれてきます。
そして本当に、カメラとレンズをちゃんと片付けず、バッグにも仕舞わない状態で移動をするなんていうのは、
曲がりなりにもプロとして動画を生業とさせてもらっている人間としては大変に恥ずべき行為です。
なので、もう今回のことは自分に対しての戒めとして、ちゃんと人に見られる場所に書き残しておこうという気持ちのもとで
会社のコラムに恥を忍んで綴らせてもらっています。
綴っているというよりも、刻み込んでるのほうがニュアンス近いです。
動画の仕事ばかりやっていると、「動画だけ出来てもな・・・」と不安や焦りがよぎってほかのことに目が行く瞬間はもちろんあるのですが、
今回の一件で、自分の軸足は動画に置かれているのだということを今一度、自覚するに至りました。
ちなみに、先ほど望遠レンズの修理見積が上がってきまして、お値段6万円でした。
せいぜい3万円くらいかなと予想していたので倍の金額に一瞬凹んだものの、
いや、データ消えてなかったからよかったじゃんと今日はすぐに切り替えられたので、
僕は昨日よりも少しは成長しているのだと思います。
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
良かったらロゴと名前だけでも覚えて帰ってください。
毛利直史