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2025/05/30
こんにちわ。合同会社元就・代表の毛利直史です。
さて、お気付きの方がいるかもしれませんが、実は半年前くらいから、インスタグラムの更新頻度が極端に落ちてしまっています。
毎日、あるいは数日おきに当たり前のように投稿していた時期を思うと、自分でも驚くほどの放置状態です。
今回は、そんなインスタグラムについて、いま思っているところをつらつらと書き綴っていきたいと思います。
インスタグラムを始めたのはちょうど2年前、合同会社元就を開業した2023年6月5日でした。
当時の僕はインスタグラムなんてやったことがない状態でアカウントを開設したので、
どんな投稿をすればよいのかも、フォロワーが増える仕組みも、そもそもインスタグラムの基本的な使い方も、
なにもかもが手探り状態でした。
そんな中、唯一、自分の中で立てた目標は、「年間120投稿」でした。
つまり3日に1回ペースで必ず投稿するという、ただそれだけです。
深く考えず、「とりあえずやってみよう」という気持ちで、日々の仕事で感じたことや、ふと気づいたことを
そのまま写真や言葉にして、投稿ボタンを押す。それだけをひたすらやっていました。
結果、インスタグラムを通じて、新しい出会いや再会がいくつもありました。
仕事にもつながったし、個人的なことで言うと、高校時代の恩師から連絡が来たりもしました。
栃木県のひとたちにも認知してもらえるきっかけになりました。
そんなインスタグラムの楽しさを知れた1年目だったので、目標だった年間120投稿は難なく達成できました。
ところが、2年目になり、インスタグラムの仕組みを理解し、色々な情報に触れていくうちに、僕の中に変化が生まれてきました。
「この投稿で、本当にフォロワーは増えるのだろうか?」
「これが本当に集客につながるのだろうか?」
そんな「小利口」な考えが、僕の頭の中を支配するようになっていきました。
すると、一つ一つの投稿に対するハードルが、どんどんと高くなっていきます。
例えば、写真を一枚選ぶにしても、「これを投稿して本当にいいのだろうか?」と、何重にもフィルターをかけてしまう。
文章を書く際も、「もっと伝えるべきことはないのか?」と、そればかりが気になってしまう。
その結果どうなったかというと、
「最高のアイデアが出るまで投稿できない」「完璧な写真が見つかるまで公開できない」
「誰にも響かないくらいなら、いっそ投稿しない方がマシだ」
そんな思考の罠にはまり、発信すること自体への意欲が急速に減退していきました。
かつて感じていた、「投稿する」という行為自体の楽しさや、誰かに向けて何かを届ける喜びは、薄れていきました。
こうして完璧を求めるあまり、最初の一歩が踏み出せなくなり、気づけば僕のインスタグラムは、
ほとんど更新されない状態になっていました。
我ながら、非常にもったいないことだと思います。
1年目の僕は、インスタグラムのことが全く分からなかったからこそ、「とりあえず、やってみる」という
シンプルな行動に徹することができました。
知識や経験がない分、余計なことを考えず、「年間120投稿」という目標に向かって、ひたすら行動することだけに集中していました。
そこから広がった出会いは数知れません。
根本に立ち返ると、僕にとって、インスタグラムはコミュニケーションのツールです。
完璧なコンテンツを送り続けることよりも、日々のささやかな発信を通して、繋がりを育み、自分の存在を知ってもらい、
共感の輪を広げていくことが、本質なのではないか。
更新頻度が極端に落ちた自分のインスタを見ながら、ふと、そんなことを思いました。
小利口になりすぎた自分への反省を踏まえ、僕はもう一度、「楽しむ」という原点に立ち返ろうと思っています。
完璧でなくてもいい。集客に直結しなくてもいい。
まずは、純粋な気持ちで、発信すること自体を楽しんでみる。
かつてのように、投稿することを重視してみる。
そうすることで、きっとまた、発信することの喜びを取り戻せるのではないか、と思ったりしています。
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
良かったらロゴと名前だけでも覚えて帰ってください。
毛利直史