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2026/04/15
ブログこんにちわ。合同会社元就・代表の毛利直史です。
動画制作の初期段階において、「企画」と「構成」はしばしば混同されます。この2つを自分の中でしっかり区別しておくことで、制作がスムーズになり、撮影・編集での手戻りも大幅に減ります。今回はそれぞれの定義と進め方を整理します。
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企画とは、課題解決のためのアイデアを出すことです。
売上を上げたい、採用をスムーズに進めたい——何かしらの課題があるから動画を作ろうという話になります。
その課題を解決するために「動画で何をやるか」を考える段階が、企画にあたります。
企画には2つのステップがあります。
最初にやるべきことは、要件を定義することです。具体的には5Wを整えることを指します。
この中でも特に重要なのが「誰に」と「なぜ」、つまりターゲットと目的です。この二つをきっちり設定することが、企画の土台になります。
要件定義を終えてから、初めて「具体的に何をやるか」を考えます。
よくあるのが、要件定義をすっ飛ばしていきなり企画案出しに入るパターンです。しかしお題がない状態でアイデアを出そうとすると、行き詰まるか、方向性がバラバラなものが出てきます。
たとえば「美味しいものを作って」と言われるより「卵で何か作って」と言われた方が考えやすく、さらに「子供が喜ぶオムライスを作って」と言われれば、ターゲットも作るものも明確で一気に動きやすくなります。5Wで枠組みを作ってからアイデアを出すと、制約があるからこそ発想が広がります。
企画の2ステップを経て、次に取り組むのが構成です。
構成とは、動画全体の設計図です。冒頭はこう始まり、途中でこんな展開があり、最後をこう締める——そのような流れを事前に描いておくことが構成にあたります。
形式は起承転結の箇条書きでも、テキストでも構いません。大切なのは「流れを事前に把握しておくこと」です。
構成を立てずに撮影するとどうなるか。「とりあえず撮っておこう」でカメラを回し、後で編集しようとしたときに「どう編集すればいいかわからない」という状況に陥ります。これは珍しいことではなく、企画と構成が立っていないことが原因です。
もちろん、目の前で起きているイベントを「待ってください」と止めることはできません。撮ること自体は正解です。ただ、撮るときに「誰に何を伝えるためのものか」「どこで使うのか」を自分の中で把握しておくだけで、撮影の仕方も編集の仕方も変わります。
構成ができた段階で他の人に見せると、「この要素も入れたい」という意見が出ることがあります。同じ並びの要素であれば追加できますが、全く違う要素が入ると視聴者が混乱します。
動画の中で伝えるメッセージは、3つ程度が目安です。たくさん伝えたい気持ちはよく理解できますが、伝えたい量と受け取れる量は別の話です。動画は見る人がいて初めて成り立つものなので、受け取りやすい形で届けることが最優先です。
構成を出した後に「こんなはずじゃなかった」となるトラブルも多くあります。原因のほとんどは、企画段階での要件定義における認識のズレです。
対処法は明確で、議事録を送って「こちらはこう理解していますが、認識はズレていませんか」と相互確認することです。議事録で認識が一致しているのにズレが生じているなら、要件定義はそのままに構成を見直す段階です。要件定義がズレていれば構成全体がズレるため、議事録は診断材料として手元に残しておくことが有効です。
企画では、まず要件定義で足場を固めることが重要です。その上で企画案を出し、次に構成を作る——この流れを守ることで、視聴者にとって見やすく、自分たちの伝えたいことがきちんと届く動画になります。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。 良かったらロゴと名前だけでも覚えて帰ってください。
毛利直史
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