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なぜ元就は規模感に合わせた制作体制が組めるのか

2024/12/10

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なぜ元就は規模感に合わせた制作体制が組めるのか

こんにちわ。合同会社元就の毛利直史です。

 

おかげさまで創業から1年半が経ち、合同会社元就としての制作実績もまあまあ充実してきました。

そのせいか、最近よく「この○○って動画をやったときは、何人くらいのスタッフが関わってるの?」と聞かれます。

正直、ものによって大小さまざまなので一概には言えないのですが、

弊社の実績ベースで言うと少ないものだと2名、多いものだとおよそ60名くらいが関わっています。

じゃあ2名規模のプロジェクトや60名規模のプロジェクトを回すときに毛利は一体なにをしているのか?というと、

プロデューサーとしてプロジェクトの全体管理をしていることがほとんどです。

 

ざっくり言うと「仕切り屋」です。

 

プロデューサーが仕切るものは主に4つで「クライアント」「スタッフ」「予算」「スケジュール」です。

これらを適切に管理しながら、期日までに成果物を納品するというのがプロデューサーの仕事で、

アシスタント時代を含めると、この仕事に携わって早いもので約15年が経ちます。

 

動画などの成果物を納品するためには、当たり前ですが、作らなければなりません。

でも、僕自身は基本的に手を動かして作ることはしません。なので、作ってくれる人が必要になります。

じゃあ、その作ってくれる人はどこにいるかというと、弊社の場合、日本中に業務委託できるパートナーがいます。

そして、弊社はプロジェクトの規模や予算や方向性によって、

適宜、最適なスタッフをアサインしてプロジェクトを遂行することを得意としています。

この豊富な繋がりこそが、元就にとっての財産であり、他社との最大の差別化要素だと思っています。

 

じゃあ、そんなひとたちとはどこで出会ったのか?という話ですが、

実は、前職で登録者13,000人以上の某クリエイタープラットフォームの中の人をやっていたので、

そのときに知り合ったクリエイターさんやスタッフさんたちに今も支えてもらっています。

あとの2割は新規のスタッフさんとやります。

ポートフォリオが素敵なので一度話させてくださいとDMを送ってみたり、

リアルの場で知り合ったことがきっかけになるなど、ケースは様々です。

 

この仕事を長年やってきて「餅は餅屋」だなとつくづく思います。

どのプロジェクトにも最適な人材です!とか、なんでもこのひとに任せておけば大丈夫!というようなことは絶対にありえません。

例えばカメラマン。人物撮影が得意な人もいれば、物撮りが得意な人もいます。

動画のカメラマンが写真もできるかと言えば必ずしもそうではないし、その逆もしかりです。

 

僕が内製化をしない理由はまさにこれで、内部に人を抱えると、その人に向いていない仕事でも暇してるくらいなら、、と、

経営者としてプロジェクトに突っ込みたくなってしまいます。

でも、広告をつくるうえで、僕はそれが決して最適解だとは思っていません。

 

なにごとも適材適所です。

人材を中に抱えていないからこそ、そのプロジェクトに最適なスタッフを外部から引っ張ってきてアサインできます。

よく誤解されるのですが、外注=高額になると思われがちですが、特にそんなことはありません。

弊社の場合は予算に合わせて都度、依頼する人材を見極めて直接交渉するので、双方合意の上でプロジェクトが始まるようにしています。

(なお、元就では事前にスタッフにご依頼金額を提示しないということを固く禁止しています)

以前は僕も内製の会社にいたこともありますが、それはそれでやっぱり難しいこともありました。

そして結果的に、いまの都度外注というシステムこそが、誰も損をしない仕組みだと思っています。

 

なお余談ですが、僕は自分のことを「クリエイター」ではなく「仕切り屋」だと思っているので、

パソコンで触るソフトは基本的にMicrosoft Officeだけ(ワード・エクセル・パワポ)と決めています。

もちろんAdobe CCはこの仕事をしている限りは切っても切れないのでインストールしてあります。

でも、データの中身を確認するとか変換するとかの作業に使うのみにとどめており、原則、自分でつくらないようにしています。

 

これもやはり「餅は餅屋」の発想です。

この業界はつくることが好きな人たちであふれています。僕も例外ではありません。

ただ僕がちょっと特殊なのは、つくるひと達が作ることに没頭できる環境をつくることのほうが好きです。

スタッフが不得意なことを高いレベルでできるようになったほうが、

結果的にプロジェクトの成果が上がると思っているので僕は仕切りに全振りすることにしています。

 

ちなみに僕がAdobeCCで一番よく使うソフトで、誰よりも使いこなせる自信のあるソフトは「Acrobat Pro」です。

 

というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。

良かったらロゴと名前だけでも覚えて帰ってください。

 

毛利直史

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