2024/07/12
ブログこんにちは。合同会社元就・代表の毛利です。
2023年6月5日、会社を設立したと同時に僕は、インスタグラムを始めました。
こちらです↓↓
https://www.instagram.com/naofumimouri/
40歳のおっさんが、令和6年に、インスタ開設。
…我ながら、なかなかしんどい3連コンボだと思います。
ただ、実を言うと、「開設」はちょっと違くて、正式には「再開」です。
というのも、アカウントの開設自体は6年半も前にさかのぼります。
当時、Facebookを触っていたら知らないうちにアカウントができてしまったのが、
そもそもの始まりでした。
でも、何ができるかも分からないし、ナンチャラ映えみたい写真を見たいわけでもないし、
なにより勝手にできてしまっただけだし…
ということで、長い間放置していたのが、いまのインスタグラムアカウントです。
それがなぜいまのタイミングで再開したのかというと、先にも書いたとおり、会社の設立がきっかけです。
当時は会社のホームページがまだ準備中で、
個人でアカウントを持っていたfacebookなどのSNSもほとんどが使っていない状態。
せっかく会社を立ち上げたのに、そのことを世に発信するものが何もない状態でした。
そんなときにふと思い出したのが、6年半前に開設したきり、まったく手付かずのインスタグラムアカウントです。
久しぶりに開いてみると、6年半、1回も投稿したことがないのに、なぜかフォロワーが50人くらいいる。
どういうことだ?と思いながらも、そこから媒体の性質などをいろいろ調べていくうちに、
インスタグラムが一番いいなと思って、結果、いまに至ります。
インスタグラムにした理由①「写真か動画がないと投稿できない」
僕はもともと、写真も動画もまったく撮らない人間です。
だから最初はXでもやるか、と思ったのですが、すぐさま、
いつか感情の赴くままに暴言を吐いて論客に刺されて撤退する…という自分の姿が頭に浮かびました。
言葉だけで、思いついたときにポエム感覚で投稿できるものは危ない、直感的にそう判断しました。
そう考えるとインスタグラムは面倒です。
何か書きたいことがあっても、写真か動画がないと投稿ができない。
何か感情のままに(おそらくそれは怒りなのだろうけれど)書きたくてうずうずしている、
でもそんなときに写真を撮るひと手間があれば頭が冷えるのではないか。
そんな手間が、自分の身を助ける装置として働く気がしました。
インスタグラムにした理由②「拡散能力が低い」
「インスタグラムのいまさら聞けない話10選」みたいな、まとめサイトに書いてあった
インスタグラムの特徴がこれでした。
世の中に対して発信したいけど、基本的にはお客様や取引先の皆様、仕事仲間や知り合いに向けて
「生きてますよ」ということをお届けする「お便り」みたいな存在。
それが、僕がSNSに持たせたい大きな役割だったので、基本的にフォローしている人しか
タイムラインに出てこないインスタグラムは、僕にとっては最適でした。
あと、Xみたいに論客がうじゃうじゃいて噛みつきあって傷ついていくイメージがインスタグラムにはなく、
やるにしてもXよりかは安全だろと思ったのも理由の一つであります。
ざっくりまとめると、ちょっとでも僕のことを気にしてくれている人に対しての情報発信の場所となり、
ひと手間乗り越えないと投稿できないもの。
ということで、インスタグラムにしました。
そんなインスタグラム、再開から早いものでもう1年が経ちます。
3日に1回ぐらいのペースで投稿し、時にはストーリーズなんかも織り交ぜながら、
第1期はなんだかんだ130回ほど投稿してきていました。
最初は、会社のことや仕事のこと、読んでいる本などを中心に、
いわゆる“インスタ映え”を狙い、一眼レフのカメラを持ちだして、ああでもないこうでもないと、
渾身の一枚を撮るのにぶっちゃけ3時間以上かけていました。
しかし、割と早い段階で、一眼レフを構えて撮るということに限界を感じ
(カメラを組み立てる段階で心が折れるようになった)、
次は、日ごろ目にするものにテーマ性を見いだし、街中のいろんな看板に着目してスマホ撮りを始めます。
(この頃からスマホで写真を後調整する方法を覚えだしました)
けれど、これもあえなく撃沈。最初はポップさを意識していたのですが、途中で昭和レトロ感に舵を切り、
その流れで昭和エモ写真家みたいな感じになってきたところ、二桁あった「いいね」の数が、一時期、一桁まで減少。
あまりの手ごたえのなさに、はじめて、インスタ辞めようかな、がよぎった瞬間でした。
そこから軌道修正を繰り返しているうちに、撮影機材や現場、スタジオとかの風景写真が思いのほか反響ある、
ということに気が付きました。
はじめは、そんなの上げても面白くないだろうと思っていたのですが、途中で、
それらが単に自分にとっては当たり前の光景すぎて、
面白いともなんとも思っていなかっただけということがわかってきます。
でもやっぱり、カメラとか撮影現場の写真を撮るのは、個人的には面白くないし、正直、恥ずかしいです。
「撮影現場いちいち写真に撮るとかミーハーかよ」とか
「こいつ業界10年戦士のくせして、いまさらカメラにテンション上がってるのかよ」とか
周りのスタッフに思われていたらどうしようと、つい人の目が気になる瞬間もあります。
だけどいつしか、そんな気持ちよりもインスタグラムになにかしら投稿せねば!という
使命感が勝つようになり(慣れって怖いですね)、
いまでは「ごめんなさい、ちょっとインスタ用に写真撮らせてください」と、正面突破できるようになりました。
僕にとっての日常がみんなにとっての非日常でもあるんだと、
インスタグラムを通して知ることができたことは本当に大きな財産です。
意外なことに、関係者からも「そんな現場もあるんだねえ」と、想定外だった反響もいただきます。
最近は、インスタグラムは世の中の皆様に向けた日記だ、と思って投稿しています。
そしてインスタグラムの大事な役目がもう一つあって、
実は、一緒に仕事してみたいひとがいたら、DMでスカウトしたり面談のアポをとったりしています。
そこからつながりを広げて、いまでは「あ、どうも」と言える人が栃木県内にも増えてきました。
そして、本当にいっしょにお仕事をするに至ったりもしているので、いまではもう、
インスタグラムは仕事のツールとして欠かせない存在になっています。
とはいえ、意識しないと写真を撮り忘れたり、まだまだ照れくさいところもあります。
40歳男には難しいこと多々ありますが、おおむね前向きにいまはインスタグラムをやれています。
そんなこんなで最近は、息をするようにスマホを構える若いひとたちに、ただただ、感心するばかりです。
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
良かったらロゴと名前だけでも覚えて帰ってください。
毛利